2017年12月1日(金)
東芝やシャープの失敗に学ぶ
中野公認会計士通信 vol.85 2017年12月号

  こんにちは。公認会計士・税理士の中野利孝です。
  いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
 

<東芝やシャープの失敗例に学ぶ>
かつては優良企業であった東芝やシャープの経営状況が悲惨な状態になっています。何が悪かったのでしょう。ここで、企業経営には損失の期待値という考え方があるそうです。事業を拡大し思い通りに進まなかった場合、どれぐらいの損失が発生する可能性があるかを測定しておくという考え方です。損失の期待値は、失敗する確率と投資金額のかけ算で計算できます。日本の企業は失敗する確率をできるだけ低くしようとするそうです。一方、いったん失敗する確率が低いと判断すると、あまりにも莫大な投資を行う場合があるようです。東芝の海外原発事業やシャープのテレビ事業への新規投資もそのような失敗みたいです。
自分がその分野に自信があったために、かえってその分野の中に潜んでいたリスクの存在を過小評価したことが失敗の大きな原因ではなかったのでしょうか。

<12月の実務>
・年末調整

<今月の経営のヒント> 
利益しか生まないビジネスは、むなしいビジネスである(アイアコッカ)。
 
 
ここでクリア