2014年2月1日(土)
真の節税について
中野公認会計士通信 vol.39 2014年2月号

  こんにちは。公認会計士・税理士の中野利孝です。
  いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
 

<真の節税について>
会社の内部留保は、固定資産の減価償却を除けば(これは固定資産の再投資のためのもの)、税金を支払った残りの利益部分でのみ行うことができます。とすれば、会社の内部留保を最大化するためには、利益を増やすか、税金を減らすかしか方法はありません。
税金を減らすためには、非合法な方法は論外ですから、いかに税金の無駄を省くの
かがポイントになります。税金の無駄を省くには、会社の赤字はもれなく他の期間の黒字と通算して、差額としての黒字部分だけに税金を課してもらうことです。
そのためには、過去の赤字を将来の黒字と通算する(繰越欠損金)はもちろんのこと、将来の赤字(例えば、役員退職金の発生による赤字)を予測して現在の黒字をいかに将来の赤字が予測される期間まで繰り延べるかが重要になります。
そして、その手段として利用できる節税商品は大いに利用されるべきです。一方、将来の赤字が予想されないのであれば無理な節税はかえって資金を無駄にする可能性が高いのではないでしょうか。
節税できるという言葉に惑わされ、内部留保につながらない業者を利するだけの金融商品に手を出してはいないでしょうか。よくよくご検討されることをお勧めします。

<2月の実務>
・所得税の確定申告(2月17日から3月17日まで)
・贈与税の申告(2月3日から3月17日まで)

<今月の経営のヒント> 
 (仕事に行き詰ったとき、「今日はもういいや」と、パッと寝てしまうとか、遊びに行くとかすると、翌日は頭がスッキリしてはかどった、という経験があるでしょう?閉塞した状況をぶち壊すには、開き直った方がいいときもある。「開き直る」ということは、ものごとを諦めたり投げ出したりするのとは違うのです(松岡修造)。
 
 
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