2012年11月1日(木)
利益が出ているのにお金がない!
中野公認会計士通信 vol.24 2012年11月号

 こんにちは。公認会計士・税理士の中野利孝です。
 いつも大変お世話になり、ありがとうございます。

 
<利益が出ているのにお金がない!>
 利益は出ているのだが、何故かお金がない。よく聞く話です。
 この原因は大きく2つ考えられます。
まずひとつは、本当は利益が出ていないからではないでしょうか。なぜ利益が出ていないのに出ていると考えるのでしょうか。回収できない売掛金を費用としていない。不良在庫を費用としていない。社長仮払いのように、お金が返ってこない支出を行っている。無駄な投資を行っている。・・・などお金にならないものが資産のままになっており、それらを費用としていないために、表面上利益が出ているということが考えられます。
 もうひとつは、利益が出てからお金になるのには時間がかかるということです。これは特に中小企業にあてはまることです。例えば、売上代金の回収です。回収条件は相手との力関係や自社の資金力で決まってきます。力関係で劣っていたり、資金力がなければ、不利な条件でも取引せざるを得なくなり、利益がお金になるのに時間がかかるようになります。
でも根本的な問題は違います。利益が出ているのにお金がないのを不思議に思わず、その原因を追究しない。その社長の態度にこそ根本原因があるのではないでしょうか。

<11月の実務>
 年末調整に向けた改正税法の確認や給料台帳の整備

<今月の経営のヒント> 
 サービスが先、利益は後(小倉昌男)。
ここでクリア