2012年9月1日(土)
中小企業金融円滑化法終了前の対応について
中野公認会計士通信 vol.22 2012年9月号

 こんにちは。公認会計士・税理士の中野利孝です。
 いつも大変お世話になり、ありがとうございます。朝晩、ようやく涼しさを感じる季節になりましたが、体調はいかがでしょうか。

 
<中小企業金融円滑化法終了前の対応について>
 来年3月末をもって中小企業金融円滑化法は終了する予定となっています。同法終了後、金融 機関は、条件変更等の申し込みに対して応じる努力義務がなくなりますから、これまでのように リスケジュールに応じなくなる可能性がでてきます。貸し剥がしという現象が再燃しなければい いのですが。
 債務者が今の間に取りうる手段としては、条件変更等の必要がある場合には、同法終了前に条 件変更の申し入れを行うことです。条件変更等がなされた場合、そのリスケジュールの効力自体 は存続するからです。その際、なるべく精緻な経営改善計画を策定することができれば、同法終 了も金融機関から返済猶予等のリスケジュールに応じてもらえる可能性が高まります。
 返済猶予により生まれた資金を内部留保し、いざという時のために備えておかなければならな いことの重要性は、言うまでもありませんが。

<9月の実務>
 社会保険料 〜 9月分保険料(10月納付分)から、新しい標準報酬月額で計算

<今月の経営のヒント> 
 どうもがいてもだめなときがある。手を合わせるしか方法がないときがある。本当の目が開くのはそのときである(相田みつを)。


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