2012年3月1日(木)
公益法人の監事と公益認定について
中野公認会計士通信 vol.16 2012年3月号

 こんにちは。公認会計士・税理士の中野利孝です。
 いつも大変お世話になり、ありがとうございます。

<公益法人の監事と公益認定について>
公益法人の監事の監査は、公認会計士の監査とは異なり、公益法人が正しく業務を遂行しているかどうかについても監査を行う役割を持っています。そういう意味では、公認会計士よりもはるかに重い役割を持っているはずです。しかし、現状では、監事の監査は、その役割を果たしていない、というのが現状です。
監事は一般的には、役員等の知り合いが名目的に就任する場合が多いと言われ、その実効性には疑問符がつくからです。また、監事は会計的に素人である場合もあり、財務書類が適法に作成されているかどうか判断できない場合も多いと思われます。税理士さんなどが監事に就任している場合は無報酬の場合が多く、無報酬であれば私ならとてもまじめに監査する気にはなりませんよね。これでも公益認定が認められるのですから、おかしなことです。
最近、監査法人に対する責任追及が激しいですが、同時に監事に対しても責任を追及すべきだと思うのは私だけでしょうか?

<3月の実務>
・所得税の確定申告(2月16日〜3月15日)
・贈与税の申告(2月1日〜3月15日)

<今月の経営のヒント> 
どうもがいてもだめなときがある。手を合わせるしか方法がないときがある。本当の目が開くのはそのときである。(相田みつを)

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