2011年7月1日(金)
本当のリストラとは!
中野公認会計士通信 vol.8 2011年7月号

 こんにちは。公認会計士・税理士の中野利孝です。
 いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
 7月からは、特殊な業務のオンパレードです。公益認定、事業再生、公会計のセミナー、医院コンサルティング、合併コンサルティング・・・、細心かつ大胆に業務を進めていかなくてはなりません。ただし、体が資本ですので、夏バテしないようにしなければいけませんね。

<本当のリストラとは!>

 一般的にリストラというと、人員を削減するという意味に使われています。しかし、リストラという言葉の本来の意味は、組織や事業の再構築のことです。

 経営者がリストラを実行する際は、人員を削減し、現状を単に乗り切ることだけを目的とせず、リストラによってどんな会社になるのか、これを乗り越えた後どのような状態になっているのか、目指す姿を明らかにする必要があります。そして、できるだけ人員を削減することは避けるべきですが、どうしても人員削減をしなければならない場合も、人員以外の必要がないと判断した「ムダ」を省いた上で行われるべきです。

 経営者の一番の仕事は社員が情熱を持って働くことができる職場をつくることです。そして、そのためには人員削減という名のリストラを行わなければならない際は、以下のようにリストラを進めるべきです。

1.人員削減に至るまでに、代替案をつくす
2.人員削減が不可避のときは、まず希望退職者を募集する
3.寛大で、道徳にかなうやり方で人員削減を行う
4.人員削減に至るプロセスのすべての情報を開示する
5.残った社員への悪影響を最小限にとどめる

<7月の実務>
1. 源泉所得税(納期の特例)7月11日(月)
2. 社会保険料の定時改定
3. 労働保険料の申告

<今月の経営のヒント> 
薔薇はなぜという理由もなく咲いている。薔 薇はただ咲くべく咲いている。 薔薇は自分自身を気にしない。人が見ているかどうかも問題にしない。
 (シレジウス)
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