2011年6月3日(金)
業務改善なき経営改善計画はただの延命策です!
中野公認会計士通信 vol.7 2011年6月号

 こんにちは。公認会計士・税理士の中野利孝です。
 いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
 やっと監査も終盤となり、繁忙期もあと少しといったところでしょうか。そろそろ税制改正等、法令の改正点を勉強しなくてはなりません。ただ、今年度の税制改正がどうなるのか、先行きは不透明ですが・・・。

<業務改善なき経営改善計画はただの延命策です!>
@利益が出ていないことがわかっていない、または、利益が出ていない根本原因を考えていない。
Aそうなると、当然、業務改善は行われない。
B利益が出ていない現状を金融機関にさとられないために粉飾などに走る。
C利益が出ていないから表面上は儲かっているけどお金がないので借入金に頼る。
Dそして借入金の返済もできなくなり支払いが延滞し、経営悪化が表面化する。

経営が悪化している企業の典型的なパターンですね。@について真剣に考えている経営者がいる企業とそうでない企業、企業の未来はここで決まってくるのでしょうね。

@が考慮されていない経営改善計画を作っても企業の実態は何ら変わりません。早晩、企業はAからDへと進んでいくでしょう。業務改善なき経営改善計画はただの延命策、むしろ方向変換できなくなる麻薬みたいなものではないのでしょうか。

<6月の実務>
1. 源泉所得税(納期の特例)7月11日(月)納期限の資金準備
2. 社会保険料の定時改定
3. 労働保険料の申告

<今月の経営のヒント> 
自分の考えたとおりに生きなければならない。 そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう。
 (ブールジュ)
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