2011年1月13日(木)
金融円滑化法は延長されましたが・・・

中野公認会計士通信 vol.2 2011年1月号 

 こんにちは。公認会計士・税理士の中野利孝です。
 いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
 今冬は本当に寒いですね。でも、もうすぐ確定申告ですからそんなことは言っていられませんね。

<金融円滑化法は延長されましたが・・・>
 誤解していませんか?昨年、返済猶予の手続きをして1年になりますが、今回の中小企業金融円滑法延長で、昨年手続きした1年の期間がもう1年延長してもらえるものと考えていませんか?
 
 今回の延長は、あくまで受付期間をさらに1年間延長するということです。すでに金融機関と条件変更の話をしているのなら、今回の延長自体は直接関係ありません。また経営改善計画も当初の話し合いから1年以内に策定する必要があります。今回法律が延長されても計画策定の猶予期間は延びません。

 とりあえず計画を策定された方、計画どおり返済ができないとするとどうなるか。計画の妥当性が否定され、格付けランクダウン、そして融資ストップ・・・。

 とある情報では、財務局の職員が企業のキャッシュフローの見方を学習しているとのこと、キャッシュフローが出ている企業とそうでない企業とを選別し、出ていない企業に対しては金融機関に対して格付けダウンを迫ってくる可能性も・・・。

 いいかげんな計画を策定している企業は、もう瀬戸際かもしれませんね。早めの経営改善が必要でしょう。

 なお、実抜計画作成に関する詳しい内容は当事務所までお問い合わせください。

<1月の実務>
1.合計表の提出(税務署)月末まで
2.給与支払総括表の提出(市町村)月末まで
3.償却資産税の申告(市町村)月末まで

<今月の経営のヒント>
人生は道路のようなものだ。 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。.
ここでクリア